インプラント術前の過ごし方

インプラント手術前に注意すること

インプラントは手術を必要とする治療です。失ってしまった歯を取り戻すことができ、天然の歯と同じくらい見た目も美しく、また自分の歯のように食べ物を噛むことができるインプラント。近年多くの方がインプラント治療をしています。しかし治療期間も長く、費用も自由診療なので高額になってしまいます。苦労して取り戻した歯を1日でも長く使用していただくためにも、安全に手術をおこなうことがとても重要になります。そのためには、手術前に注意しておかなければいけないことがあります。

服用している薬を伝える

糖尿病などの全身疾患や骨粗しょう症などの持病のある患者さんは普段から薬を服用している場合があるため、事前に体の健康状態や処方箋などを歯科医師に伝えておく必要があります。特に骨粗しょう症の薬(ビスフォスフォネート製剤)を飲んでいる方は注意が必要です。骨粗鬆症の薬によってインプラントの手術後に顎骨壊死をおこしてしまう危険性があるからです。ビスフォスフォネート製剤を服用している方は、必ず事前に主治医にインプラント治療のことを相談した上で、歯科医師にも症状のことを伝えてください。

高血圧や心臓に持病のある方も、服用している薬によって血が止まりにくくなるため、注意が必要です。また糖尿病や精神薬、経口避妊薬等の薬の中には、手術前に服用を中止した方が良いものがあるため、かかりつけの主治医と相談するようにしましょう。

禁煙をする

タバコの中に含まれるニコチンは歯茎の毛細血管を収縮させ血行を悪くさせるために手術後の治癒が遅れたり、インプラント体が骨と結合しにくくなります。ですので手術前の1週間くらいから喫煙は控えるようにしましょう。インプラント治療後の喫煙はインプラントの寿命を短くするだけでなく、インプラント周囲炎の原因にもなるため、これを良い機会として禁煙することをおすすめいたします。

手術前日、当日の過ごし方

服装や化粧

手術の際に血などが飛んで汚れてしまう場合もあるので、服装はなるべく汚れてもいいものにしましょう。また、血圧計などの器具を装着するため窮屈な服装も避けるようにしましょう。

手術当日は、女性はお化粧を控えるようにしましょう。

食事

空腹なままでは血糖値が下がりすぎることがあるため、食事は普通にとりましょう。 食事後の歯磨きは手術では完全滅菌する必要があるため、特に念入りに磨くようにしましょう。静脈内鎮静法をおこなう場合は、手術の4時間前までに食事を済ませるようにしましょう。

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