歯が割れる?虫歯、歯周病に次いで、歯を失う原因の3番目に挙げられるのは「破折」です。 破折の中でも歯冠部分が割れてしまうことを「歯冠破折」といい、歯茎の中の歯根部分が割れてしまうことを「歯根破折」といいます。歯冠破折を起こした場合は、ご自身の目で確認ができるため、歯科医院で詰め物や被せ物といった補綴治療をおこなうことが可能です。し...
歯の表面に白い斑点?「ホワイトスポット」とは前歯の表面の一部が、斑点上に白く濁っていることがあります。これは「ホワイトスポット」と呼ばれ、「白斑症」ともいいます。ホワイトスポットは初期の虫歯によってできたり、歯の表面のエナメル質の成長過程において何らかの異常が起こることにより、一部が阻害されることでできる場合があります。 ホワイトスポットの原因 初期段階の虫歯 ...
スケーリングとルートプレーニング(歯石取り)今までに、歯科医院で歯石取りの処置をおこなったことがある方は多いのではないでしょうか。通常、毎日の歯磨きなどのセルフケアを適切におこなうことによって、口腔内の食べカスや歯垢(プラーク)などを除去することができます。しかし、口腔内のすべての汚れはご自身のケアだけではどうしても取り除くことができないのです。そのため、磨き残...
歯の根の治療「根管治療」とは虫歯は進行すると、歯の神経にまで達してしまいます。虫歯が神経まで進行してしまうと、強い痛みを伴うようになり、進行状況によっては歯の根の治療「根管治療」をおこない、歯の神経である「歯髄」の除去が必要になる場合があります。歯髄には神経以外にも、動脈や静脈といった血管も走行しており、血管を通じて酸素や栄養を受け取ったり、老廃...
噛むと痛い「歯根膜炎」とは 歯根膜炎とは、歯周組織を構成している歯根膜が炎症を起こしている状態をいいます。歯根膜は、噛んだ時に加わる歯への圧力を分散する、クッションのような役割を果たしており、コラーゲン線維の豊富な結合組織で「歯周靭帯」とも呼ばれています。この歯根膜が様々な要因によって炎症を起こした状態を「歯根膜炎」といい、噛むだけでも痛みを伴...
補助的清掃用具の種類と使用方法毎食後にしっかりと歯磨きをしていても、食後の口腔ケアが歯ブラシを使用したブラッシングだけでは、口腔内の食べカスや歯垢(プラーク)などの汚れを6割程度しか除去できていないといわれています。その際に、補助的清掃用具を併用したケアをおこなうことで、8~9割程度の清掃効果を得ることができるといわれていることから、口腔内を清潔に...
骨再生療法 エムドゲイン口腔内が不衛生になることで、食べカスや歯垢(プラーク)が溜まってしまいます。特に、細菌の塊である歯垢が繁殖することにより、歯茎が歯垢の中の歯周病菌に感染してしまい、炎症を起こす歯周病に罹患するリスクが高くなります。歯周病に罹患してしまい、進行すると、歯根膜や歯槽骨などの歯周組織が破壊されていき、さらに進行することで最終...
スマホ依存が口に及ぼす影響近年、多くの方がスマートフォン(スマホ)を使用しています。スマホによって様々なことが手軽におこなえることから、さらに普及は進んでいます。しかし、長時間使用する「スマホ依存」によって口腔内に悪影響を及ぼしてしまう可能性も指摘されています。スマホ依存が口腔内にどのような悪影響を及ぼすのでしょうか。 スマホ依存が口腔内に及ぼ...
銀歯を白くするには虫歯を治療する際に、保険適用治療において奥歯などに使用されることが最も多いのは一般的に「銀歯」と呼ばれる金銀パラジウム合金です。しかし、近年では白い材料を用いて治療する方法も増えてきており、過去の補綴治療で使用した銀歯を外して白い材料の歯に変える方も多くなっています。銀歯を白くする方法をご説明いたします。 銀歯を白くし...
乳幼児の歯磨きまだ歯が生えていない場合や、歯が生え始めたばかりの赤ちゃんは歯みがきをした方が良いのか分からない保護者の方も多くいらっしゃると思います。また、1日に何回磨くのが良いのかという回数も分からないかもしれません。実はこの頃からの歯のケアによって、歯みがきを好きになるか嫌いになるかが決まってしまう可能性があるのです。 乳幼児の...