インプラントで生活が変わる -男性編

急な事故や怪我によって歯を失ってしまった際に、歯の機能や見た目の美しさを取り戻す治療法として、インプラント治療があります。他の補填治療方法として、「入れ歯」や「ブリッジ」などがありますが、インプラント治療は他の補填治療と比較した場合、様々なメリットがある治療方なのです。

見た目の印象が変わることで自信が持てる

インプラント治療は、顎の骨にインプラント体を埋入する外科手術を伴います。インプラント体が顎の骨としっかりと結合してから、患者さん一人ひとりに合わせた色や形に作製した人工歯を装着するため、見た目も天然の歯のように美しく仕上がります。さらに審美性の回復が得られるだけではなく、インプラント体が顎の骨と強く結合していることで、しっかり噛めるようになるため、元のように口周りにある様々な筋肉を使うようになりますので、キレイな歯で口元がスッキリすることで、相手に清潔感のある爽やかな印象を持たれます。また、言葉の発音が明瞭になるため、営業職や接客業などの職業の方には、歯を失ってしまった際にはインプラント治療は向いているといえます。他にも、入れ歯治療をおこなった場合、舌や唇に違和感があり話しにくかったり、ブリッジ治療の場合、ブリッジ部分から息がもれてしまうといった悩みからも、インプラントにすることで普段どおりに話すことができます。そのため、大勢の人がいる前でのスピーチや、プレゼンテーションでも、自信を持ってしっかりと話せるようになったという方が多数いらっしゃいます。

食事の制限がなくなる

入れ歯の方や、歯に何らかのトラブルを抱えているため、しっかりと物を噛むことができないため、仕事の食事会や忘年会などで食べられるものがないという方でも、インプラントは顎の骨とインプラント体がしっかりと結合しているため、しっかりと噛むことができます。インプラント治療後は、極端に硬い食べ物以外であれば、食べ物の制限もなく何でも食べられるようになります。そのため、栄養バランスの良い食生活が送れるようになります。さらにしっかり物を噛めるようになると、かつてご自身の歯があった時のような速さで食事を食べることができますので、コース料理を食べ遅れるということもなく、食事を楽しむことができるようになります。また、しっかり噛んで食事ができることは、満腹中枢を刺激するため、食べ過ぎを抑えることに繋がるので、生活習慣病である肥満を防ぐことができます。

お手入れがしやすい

入れ歯の場合、就寝時に外して歯茎を休めることが必要ですので、出張や旅行の際も、入れ歯洗浄剤や入れ歯を保管するための容器を持ち歩かなければなりません。しかしインプラント治療はほとんどの場合、天然の歯と同じように歯を磨くことができたり、デンタルフロスや歯間ブラシなども使用できますので、お手入れがとても楽になります。その際、毎日の歯磨きなどのセルフケアを適切におこなっていなければ、インプラントの歯周病である、「インプラント周囲炎」になるリスクが高くなってしまうため、しっかりとおこなうようにしましょう。

スポーツを楽しむことができる

インプラント治療をおこない、歯並びや噛み合わせを整えることで、しっかりと噛みしめられるようになります。スポーツをされる方は、瞬発的なカを発揮する際に、口を閉じてしっかりと奥歯を噛みしめることが多いです。しっかりと噛みしめられる歯並びは、身体のバランスを保つことや筋力アップに繋がるため、場合によってはスポーツのパフォーマンスが向上することがあるそうです。インプラント治療をおこなうことで、再びスポーツを楽しむことができるようになり、健康的で充実した毎日を送ることが期待できます。

ストレスを解消させることができる

噛み合わせの乱れは、全身の歪みの原因となるため、疲れやストレス、肩凝りや頭痛などのトラブルの原因になるとされています。適切な噛み合わせの治療を受けることで、噛み合わせだけでなく全身のバランスが整うため、身体に起こるトラブルを解消することに繋がる場合があります。さらに脳が活性化されるため、思考力や、記憶力、集中力が向上するとされています。インプラント治療の際は、審美的な回復だけでなく噛み合わせの調整もおこないます。

インプラント治療と喫煙の関係

喫煙をする方は、統計的に男性の方が多いです。この喫煙はインプラントに悪影響を及ぼしてしまいます。

基本的なインプラント治療は、インプラント体を埋入する際、歯茎を切開してインプラント体を埋入、その後歯茎を縫合します。それから骨とインプラント体が結合するために3ヶ月〜6ヶ月の治癒期間を設けます。しかし、この期間に喫煙をしていることで、血管が収縮するため、酸素や栄養が骨や歯茎に十分に行き渡らない可能性があります。それにより免疫力が低下してしまい、傷の治癒が遅れたり、細菌感染してしまうリスクが高まってしまいます。また、埋入したインプラント体は、骨や歯茎に支えられている状態にあるため、喫煙によって骨や歯茎の回復を妨げてしまうことから、インプラントの脱落のリスクが高くなるのです。さらに、喫煙は口腔内の唾液の分泌量を減少させてしまうことから、細菌が繁殖しやすい環境になる場合もあります。それにより、インプラント周囲炎になってしまう危険性もあるため、結果的にインプラントの寿命を短くしてしまうことになるのです。喫煙者の方には、長く快適にインプラントを使用するためにも、治療をいい機会として禁煙することをお勧めいたします。

インプラント治療と喫煙の関係は
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喫煙による歯への影響 喫煙による身体の健康への被害はさまざまですが、歯への影響も、もちろん例外ではありません。 喫煙をする際、タバコのニコチンにより毛細血管が収縮し血行が悪くなるので、歯茎の毛細血管も同様に収縮してしまい、創傷治癒が遅れたり、インプラントと骨の結合を阻害したりします。インプラント治療を行った場合、 歯周...
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