フッ素とは

フッ素とは、歯の表面のエナメル質が食べ物の酸や虫歯によって、カルシウムイオンやリン酸イオンが溶け出した(脱灰)を修復する、歯の再石灰化を促進します。また、歯を修復するだけではなく、酸に強い丈夫な歯にします。さらに、虫歯菌の活動を弱め酸を作りにくくすることで脱灰を抑制します。虫歯予防のために、普段からフッ素入りの歯磨きを使用するなど、日々の口腔ケアにフッ素を取り入れることは効果的なのです。

フッ素を使用した口腔ケア

フッ素を配合した歯磨き粉を使用する

歯磨きの際に、フッ素を配合した歯磨き粉を使用することで、歯磨きの効果に加えて、歯磨きをした後も口の中の歯や粘膜にフッ素が残ることで、少しずつ唾液に混ざるので効果的です。虫歯予防の効果を高めるためには、長時間口腔内にフッ素を留めておくことが重要です。そのためにも歯磨き粉の使用量や、磨き終わった後のうがいの方法にも気をつけるようにしましょう。歯磨き粉の使用量の目安は、年齢によって異なるため注意しましょう。うがいの方法は10~15mlの水を口に含み、1回程度口をすすぐことにより口の中により多くのフッ素が残るのでの、虫歯予防に効果的です。

フッ素洗口液でのうがい

4歳以上からおこなうことが出来る、フッ素洗口液でうがいをする方法です。フッ素洗口液は、大分県のかかりつけの歯科医院もしくは、要指導医薬品取扱店で購入することができます。使用方法は、1日1回または1週間に1回おこないます。ご自宅や幼稚園、保育園では1日に1回、小・中学校では1週間に1回おこなうことが推奨されています。うがいは継続しておこなうことで、予防効果は高まります。

フッ素塗布

歯科医院などで、フッ素を歯に直接塗布する方法です。歯科医院での定期的なメンテナンスの際などで塗布をおこないます。特に、子供の生えたての永久歯は、歯が未完成で柔らかく、酸にも弱いことから虫歯になりやすいため、永久歯のフッ素塗布は効果的です。フッ素塗布は、1歳半頃からおこなうことができます。

身近にあるフッ素

フッ素は、魚介類や野菜、肉、牛乳、塩、お茶の葉など、食品のほとんどに含まれているミネラル成分の一つであり、ビタミン類の様に、毎日摂らなければならない必須の栄養素として位置付けられています。ただ気をつけて頂きたいのは、フッ素単体ではなくナトリウムと結びついたフッ化ナトリウムや、カルシウムと結びついたフッ化カルシウムなど、必ず他の物質と結びついています。日々の食事の際に、フッ素が含まれる食品を意識して摂ることも、虫歯予防や歯を強くすることに繋がるのです。

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