咀嚼(噛む事)の重要性

近年、私たちの食事は昔とは違い、柔らかい食べ物などが多くなったことから咀嚼の回数が激減してしまっていることが問題になっています。

咀嚼の回数が減ることによって、体に様々なトラブルなどが起きてしまうことがあります。逆に咀嚼の回数が増えることが体調の改善につながるということが分かっています。では咀嚼によってどのようなことが改善されるのか、咀嚼の重要性をご説明いたします。

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咀嚼の重要性

唾液が分泌される

咀嚼することで唾液の分泌が促進されます。唾液には消化作用や殺菌・抗菌作用などの効果があります。唾液にはアミラーゼという消化酵素が含まれているため、唾液が多く分泌されることで消化を助け、胃腸などの消化器官の負担を軽くします。また、口腔内も殺菌作用があるため清潔に保つこともでき、口腔内の傷の回復を早めたり、口臭や虫歯、歯周病などのトラブルからも守ってくれます。

脳の発達や認知症を予防する

咀嚼することで頭部の骨や筋肉が動くため、脳への血流量が増えることにより脳神経が刺激されるため、脳の働きが活発になります。集中力や記憶力などが高まるだけでなく、身体能力や体全体の機能の発達にも効果があると言われています。また、高齢になるにつれて噛む力が衰えてしまうことで脳に刺激が少なくなるため、脳の働きも衰えることが認知症の原因の一つであることから、認知症予防のためにも噛むことはとても大切なのです。

肥満を防ぐ

近年では、咀嚼回数が増えることは肥満防止に効果的であることがわかっています。咀嚼することでヒスタミンという脳内ホルモンの分泌が増えるために、満腹中枢が刺激されます。そのため満腹感を得られるので、食べ過ぎによる肥満防止に繋がります。さらに交感神経が刺激されるので、内臓脂肪の分解も促進されることから、無理のないダイエットをすることができます。

強い顎を作る

固い物をよく噛んで食べることで顎の骨や顔の筋肉が発達し、顎が丈夫になります。しかし顎が発達していないまま成長してしまうと、歯並びが悪くなってしまったり、噛み合わせが悪くなるために歯をしっかりと食いしばることが出来なくなり、その結果、運動能力が低下してしまうなどといった問題が起きてしまいます。

癌の予防や免疫力を高める

咀嚼によって分泌された唾液中には発癌性物質の発癌作用を抑える働きをするラクトペルオキシターゼや、免疫抗体であるグロブリンAが含まれているため、咀嚼をすることで癌の予防や免疫力を高めることが期待されます。

よく噛むことを習慣づける

咀嚼回数が減ったことにより、昔の人に比べて顎は細くて小さくなってしまいました。そのため現代の子どもは永久歯が生えるスペースがないため、歯並びが悪くなってしまったり、不正咬合になってしまう子どもが多いのです。そうならないためにも、しっかりした顎をつくることが重要になるため、しっかり噛むことができる丈夫な歯をつくるために、発育期にカルシウムやたんぱく質を摂ることを心がけましょう。高齢の方にとっても、よく噛むことは健康の維持と共に認知症の予防にも繋がるため、入れ歯やインプラントなどの方は噛み合わせがしっかりと出来ているかなどを歯科医院でチェックすることが大切です。このように、咀嚼は健康のためにもとても大切です。健康を維持するためにも健康で丈夫な歯を維持することが重要になります。そのためにも大分県の歯科医院での定期的なメンテナンスをすることをお勧めいたします。

また、食べ物を口に入れたら、30回から50回噛むのが理想的だと言われています。よく噛んでゆっくりと時間をかけて食事をするということはとても大切なのです。

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