インプラントの手術方法
インプラントの手術方法

1回法と2回法

失った歯を補う方法のひとつにインプラント治療が挙げられますが、顎の骨に土台を埋入して人口の歯を固定する方法は天然歯に近い使用感を得られますが手術を必要とします。そのインプラント手術を大きく分けると「1回法」と「2回法」という方法に分かれます。
どちらの治療方法が良いというわけではありません。インプラントは1950年にスウェーデンの科学者「ブローネマルク博士」によって発見されたもので、最も歴史のあるインプラントであり、研究や臨床報告も非常に多数があり現在で最も信頼性のあるインプラントの一つとなっています。

2回法

歯肉を切開する外科手術を2回行う治療法です。2回法では1時手術で歯肉を切開し、顎の骨から歯肉を剥離してインプラント(人工歯根)を顎の骨に埋入する手術をおこなった後、一度歯茎を閉じます。そしてインプラントと骨が結合するまで安静に治癒期間をおきます。治癒期間は顎の骨の状態によって変化しますが、おおよそ2~6か月です。骨が足りずに骨造成手術をインプラント埋入と同時におこなった場合は、約6か月ほどしっかりと治癒期間を設けます。

治癒期間でインプラントが安定したら2次施術で再び歯肉を切開または丸くパンチング(丸い穴を開ける)して、インプラントの頭を出しカバースクリューを取り外して治癒用のアバットメント(人工歯の支台となる部分)を取り付けます。(この時に正式なアバットメントを取り付ける場合もあります。歯肉が治癒したら正式なアパッチメントをインプラントに取り付けます。その後アパッチメントに人口の歯(上部構造)を装着します。このように2回に分けて外科手術をするために2回法と呼ばれています。

1回法

手術を1回行う治療法。
2回法と違い1回の手術で外科手術を1回しか行わないのが「1回法」になります。2回法と同様に歯肉を切開し、インプラントを埋入します。この時にインプラントはアパッチメントと一体化したものを使用します(1度の手術で装着する)。アパッチメントはその一部を歯肉の上に露出した状態にしておきます。この状態で顎の骨とインプラントがしっかり結合する治癒期間を経て人工歯(上部構造)をアパッチメントに取り付けてインプラント治療は完了です。

即時負荷インプラント

1回法手術のうちの一つが即時負荷インプラントになります。
インプラントを埋入したその日のうちに仮歯を装着し負荷をかけられる治療法が「即時負荷」になります。インプラント治療を考えているが治療回数や治療期間が掛かるために治療に踏み切れないという患者様向けのインプラント治療法です。通常はインプラントを骨に埋め込んでからインプラントが骨に癒着(固定)するまで上顎(あご)で約3ヶ月、下顎(あご)で約2ヶ月ほどかかります。その後に型を取って被せ物の装着を行いますのでどうしても時間がかかります。即時負荷インプラントとはインプラントを埋入した当日に固定式の仮歯を作製して装着する治療法です。

オールオン4

多くの歯をなくした方、総入れ歯をお使いの方、歯周病などが原因で歯がグラグラしている方に適した最先端のインプラント治療法。4本のインプラント体をバランスよく骨に埋入しする事ですべての人工の歯を支えることが出来ます。従来のインプラント治療はなくなった歯の数分のインプラントを埋入したり、骨の移植をする必要がありました。

それにより手術の長時間化、術後の腫れ、高額な治療費の問題など様々なデメリットがありました。オールオン4は必要最低限の本数(片顎4本~6本)のインプラントを埋入し12本の人工歯を支えるというインプラント治療法です。1つにつながった固定式の人工歯を固定することでカラダの負担を軽減。比較的短期間で治療を終えることができます。

おすすめの記事