差し歯が取れてしまったら

自分で処置せず歯科医院で処置する

もしも、すぐにかかりつけの歯科医院に行くことができない状況で差し歯が取れてしまったら、とても不安になってしまいますし、取れてしまった歯の部位によっては人前に出ることも恥ずかしくなってしまうこともあります。そのため、どうにかしようとご自身で応急処置をしてしまう方がいらっしゃいますが、決してご自身ではおこなわず近くの歯科医院などで処置してもらうようにしましょう。

もしも休日や夜間に取れてしまった場合、大分県には歯科の緊急・夜間診療をおこなっている病院もありますので、緊急の場合はそちらで処置することも可能です。

絶対にしてはいけない自分での処置

瞬間接着剤は使用しない

差し歯が取れしまった場合にすぐにつけないといけないと思い、瞬間接着剤などで歯をつけようとする方もいらっしゃいますが、絶対にやめてください。瞬間接着剤は手軽に購入もでき、接着力も強力なため一見歯もつくのではないかと思いがちですが、差し歯が装着された歯根や象牙質は、歯科用の接着剤でも接着しづらい部分ですので、一般の瞬間接着剤ではしっかり固定をすることは難しいのです。さらに、取れた差し歯がそのままであればまた使える可能性も大きいのですが、瞬間接着剤を使ったために取れた差し歯が使えなくなる場合もあります。

さらに、ご自身で差し歯を瞬間接着剤で固定してしまった患者さんのほとんどの方は、元の位置からずれてしまった状態で固定してしまっているため、歯の咬み合わせが変わってしまい一部分だけに力が強くあたってしまうような不正咬合になってしまうことがあります。噛み合わせが悪いと虫歯や歯周病の原因にもなってしまうだけでなく、一部分に強い力がかかるため歯が割れたり折れたりしてしまいます。差し歯を支えている歯根が割れてしまった場合は、抜歯しなくてはいけなくなってしまいます。また雑菌が残ったまま接着してしまうことが多いため、残った歯の部分が虫歯になったり歯根に膿がたまったりする危険性が高くなり、 結果的に歯の寿命を短くすることになります。取れた歯をそのままにして、その歯が再度使うことができれば治療はすぐに終わりますし、費用も作り直す必要がないため安く済みます。

取れた差し歯を自分でつけたまま寝る

ご自身で取れた差し歯をただつけて戻したまま、絶対に寝てはいけません。外れた差し歯をただはめ込んでいるだけなので、いつ外れるか分かりません。そんな状態で寝てしまい、寝ているうちにはめ込んでいる歯が外れてしまうと、外れた差し歯を飲み込んでしまい、間違って気管に入り込み誤嚥を引き起こす可能性があります。誤嚥してしまった差し歯は肺炎の原因となるため、その場合入院しての内視鏡または開胸手術により取り除かなくてはいけなくなってしまいます。このようなリスクがあるため、就寝時は差し歯は必ず外すようにしてください。

放置する

取れてしまった差し歯が前歯などではなく見えない奥歯だった場合、すぐに痛みは出ないのでそのまま治療を受けずに放置している方も多くいます。歯が取れたまま長期間放置していると、虫歯や歯周病が根の奥まで進行してしまいます。

虫歯や歯周病が歯槽骨内まで進行してしまうと、歯周炎などを引き起こし出血したり、大腫れて痛みを引き起こしてしまいます。この場合は手術による治療が必要になることもあります。また、虫歯の進行によっては抜歯しなくてはいけない場合もあります。このようなリスクを避けるためにも、できるだけ早く大分県の歯科医院で治療するようにしましょう。

取れた差し歯を自分でつけたまま食事をする

一度取れてしまった差し歯をしっかりと装着されていない状態のまま、食べ物を噛むことはとても危険です。差し歯をはめ込んだままの不安定の歯のために余計な強い力がかかってしまうので、歯根が折れてしまう危険性があります。歯根が破折してしまうと、抜歯をしなくてはいけなくなることがあります。また食事中に誤まって差し歯を飲み込む危険性もあるため、差し歯をはめ込んだだけの状態では絶対に食事をしないでください。

差し歯が取れてしまったら

差し歯をしている根である土台は、ご自身の歯です。ですので差し歯が取れてしまったまま放置していても、ご自身で取り付けてしまうと虫歯になってしまう危険性が高くなります。差し歯が取れてしまった土台の歯の神経をとってしまっている場合、痛みを感じることがありません。そのため虫歯や歯周病などの進行が進んでしまい症状が酷くなるまで気が付かないため、結果歯を失うことになってしまいます。

差し歯が取れてしまったらそのまま放置せずに、必ず大分県の歯科医院で治療するようにしましょう。

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